患者照会について
近年、患者さん宛に保険者(健康保険)より整骨院への通院照会が非常に増えているのはご存知のことかと思います。
通院されている患者さんに、照会の対応等の指導は十分に行っていますでしょうか?
O県では、国保(市役所職員)が患者の自宅や高齢患者が自給する農園や畑にまで押しかけて強引に患者照会。
回答が得られないという理由で支払いを拒否する、という何とも卑劣で悪質な手法を実施しているという現状もあります。
患者照会については給付上必要な行為ではあると思います。
中には上記のように「柔整への通院を抑制または阻止することを目的としている」ような異常な照会を平然と権力を乱用するかのように行っている保険者も増加しているようです。
中には、『施術者団体や保険請求団体(柔整業界側の立場)』が患者照会会社を組織化して運営。
そして、患者に対して嫌がらせともとれる患者照会や柔整師に対して(診断行為の根拠を求めるような矛盾した)受診照会を行なっている事例も多数報告されています。
このような『異常な照会』の実態を把握し対処すべく、厚労省が不適切な患者照会の相談窓口を開設しました。
【不適切な患者照会の相談窓口】
http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/jyuudou/dl/h300524-1.pdf
★どこの健康保険(社保、国保、後期、組合)が、
★どこの患者照会委託業者(郵送者名)を通して
(委託業者がいない場合は保険者名のみ)
★不適切、嫌がらせと判断するような照会内容を具体的に
※その照会書の写し(コピー)を添付すること
患者さんが気軽に通院できるよう患者さんへの説明を徹底し、不適切な照会等は情報提供していただきますようお願いします。
(柔整Mastersで一括通報することも準備しております。情報提供の方法、などについては後日発表します)