「亜急性」削除で療養費の支給範囲が変更になったのか?
平成30年6月1日からの療養費の改正にて、「急性、亜急性」という文言が削除され、業界内は未だ混乱しているところもあるようです。
今回いただいた質疑について質問者より「ぜひ全ての柔整師に共有して欲しい」という申し出がありましたのでこちらで共有します。
質問①
去年の療養費の変更で急性亜急性という文章がなくなってほとんどの患者様に対して保険が使いにくくなっています。
急性亜急性が取扱えなくなってしまってこれからはどうすればいいのか教えてもらいたいです。回答①
急性亜急性という文章が削除されましたが、取り扱いに大きく変更はありません。
従来通りで問題ないと考えます。質問②
返事ありがとうございました。
僕が今勉強しているグループ(脱健康保険取り扱い系)では、厚生労働省が会議みたいなところで「亜急性は保険適応外にした」と決定したと教えてもらいましたが今も亜急性は大丈夫なんですか?回答②
何の会議かは存じませんが、厚労省との柔整療養費検討専門委員会という場があり、私も参加しておりますが、その場では一度もそのような発言はなかったと記憶しています。
もし手元に何かしらその情報が記載されている文章等をお持ちであれば写真添付していただけますか。
一度厚労にも確認いたします。質問
ありがとうございました。書類はないのですがグループラインの画面があるのでこれを貼り付けますのでみてください。
〜〜以後質疑応答省略〜〜
正直、添付されたスクショ画像に驚きました。。。
どのような解釈なのかはわかりませんが、亜急性に対しては未だに取り扱いの範囲に変更はありません。
つまり、今現在も亜急性は従来通り取り扱うことは可能です。
厚労省の方からも、疑義解釈で次のように厚労省のホームページで開示しております。
このようなデタラメな情報発信は、まだまだ蔓延しているのでしょうね。。。
脱健康保険は否定はしませんが、正しくない情報に踊らされて一番困るのは患者です。
便利な情報社会ですが、情報がありすぎて本当のこととデタラメなことを見極めれることが大事ですね。
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