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「その通院、“なんとなく” と “予約任せ” になっていませんか?」

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本記事は、単体ではなく「連続した思考」として構成されています。

このシリーズでは、

  • なぜ通院論理が崩れるのか
  • なぜ返戻・紹介・不支給が起きるのか
  • どうすれば崩れないのか

を、構造ベースで解説していきます。

まずはこの第1部で、
「現場で起きているズレ」を確認してください。

その通院、「説明できますか?」

・なぜこの頻度なのか
・なぜこの期間なのか
・なぜこの部位・部位数なのか

これを患者に、そして柔整審査会や保険者に、
一貫した形で説明できますか?

Screenshot

ここで詰まるなら、

その通院は“なんとなく”で成立しています。

「なんとなく通院」が一番危険⚠️

現場でよくあるパターン。

  • とりあえず週に何回か来てもらう
  • 症状を訴えるから継続
  • 様子を見ているから通院

一見、問題なさそうに見えます。

でもこれ、

全部“説明できない通院”です。

なぜなら、

  • 頻度に根拠がない
  • 期間に基準がない
  • 通院理由が曖昧

だからです。

患者に説明できていますか?

ここ、かなり重要です。

その通院、

患者に説明できていますか?

  • なぜこのペースで通うのか
  • いつまで通うのか
  • 何を目標にしているのか

これを説明できていない場合、

患者は“なんとなく通っている状態”になります。

そしてそれは、

施術側も“なんとなく管理している状態”です。

「売る」と「通わせる」は違う

ここで一つ、誤解があります。

通院が続いていると、

経営上、「うまく回っている」と錯覚する。

でも実際は、

“構造が無いまま回っているだけ”です。

その予約、本当に“通院設計”になっていますか?

特に、予約制を導入している院ほど注意が必要です。

施術後、こう聞いていませんか?


「次、いつにしますか?」「次、いつ来れますか?」

一見、普通のやり取りに見えます。

でもこの瞬間、

通院の主導権は患者に委ねられています。

つまり、

  • いつ来るかは患者次第
  • どのくらい通うかも患者次第
  • 頻度も期間も曖昧

この状態、

「通院指導」が存在していません。

本来の順序はこうです

本来あるべき流れは、


現在の状態の評価 → 通院の必要性 → 通院頻度の提示 → 次回来院の指導

です。

つまり、

通院は“提案”ではなく、“指導”で決まるものです。

目的と手段が入れ替わると崩れる

ところが現場では、

予約を埋めること

が目的になっているケースが多い。

その結果、

  • とりあえず次回予約を取る
  • 通院理由は曖昧なまま
  • 患者の都合で調整される

こうして、

“予約を取るための通院”が成立します。

これでは、

保険給付としての通院構造とはなりません。

なぜこれが問題なのか?

シンプルです。

説明できなくなるからです。

・なぜこの頻度なのか?
・なぜこの間隔なのか?
・なぜこの継続なのか?

これらすべてが、

「患者の都合だから」

でしか説明できなくなる。

その時点で、

通院の整合性は崩れています。

結論


予約は“通院構造の結果”であって、
通院構造を作るものではない。

この順序が逆転した瞬間に、

通院は“なんとなく”に変わります。

その予約、
“通院の結果”ですか?
それとも“売上確保の手段”ですか?

この状態で請求を続けるとどうなるか

ここからが本題です。

この“なんとなく通院”のまま、
受領委任請求を続けるとどうなるか。

結論はシンプルです。

必ずどこかで崩れます。

・返戻
・照会
・不支給、減額支給

Screenshot

こういった形で、

支払いが止まる瞬間が来ます。

でも問題はそこではありません。

「なぜ崩れたのか分からない」ことです。

原因はシンプル

原因は一つです。

通院が“設計されていない”からです。

・頻度はなんとなく
・期間もなんとなく
・理由もなんとなく

これでは、

説明できるはずがありません。

まとめ

  • なんとなく通院は必ず崩れる
  • 説明できない通院は成立していない
  • 問題は現場の“感覚運用”にある

そして、


通院は「なんとなく」ではなく、
「説明できる構造」で成立するものです。


なぜ、このズレが起きるのか?

ここまで読んで、

「確かにそうだ」

と思った方も多いはずです。

ではなぜ、

現場は“なんとなく通院”から抜け出せないのか?

答えはシンプルです。

「制度の前提」を理解していないからです。

この状態で請求を続ければ、
整合性は必ずどこかで破綻します。

▶︎ 続く

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